帰ってきた書記長のひとりごと

昔の名前で再び始めてみようと思います。

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版) / ドホナーニ指揮、ウィーン・フィル

ストラヴィンスキーペトルーシュカ」、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ウィーン・フィル、1977年録音。この後、クリーヴランドでMAD級の"精緻極みist"という本性をあらわすドホナーニが、まだ黒縁眼鏡の奥で眼を光らせている頃。これほどまでにリアルなペトルーシュカの"死"を他に聴かない。

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1977年のウィーン・フィルを相手に、よくここまで…!というくらいに、既にオケを締め上げています。細部に至るまでの徹底したコントロール。本性はもうあらわれていると言っていいのかもしれない。いや、いいでしょう。

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